2012年01月06日
2012年年初の年明けうどん(その2)

引き続き、高松市の年明けうどんから、ご案内します。
「年明けうどん」は、真っ白なうどんに、赤いものを載せればよいという定義です。が、お店によっては、うどんの生地そのものに、トマトや梅干を練りこんで、紅白にしているところもありますが、私は、個人的に、白いうどんが好きなので、もっぱら、そういうスタイルを好んでいます。
「年越しうどん」も「年明けうどん」も、『しっぽくうどん』にしているのが、高松市番町の「ばん家」です。年末も年始も寒かったので、素晴らしかったです。

同様、昨年開店したばかりの、高松市郷東町の「さぬき麺市場」は、300gの鶏の天麩羅のびっくり鶏天(100円)と、大阪万博頃の全盛期の「かな泉」に近いこしのうどんが、団塊の世代に支持されたため、1月2日には、長蛇の列が出来ていました。並びの、激安のファミレスの「ジョイフル」はガラガラでしたので、対照的でした。しかも、高松市の郊外の伏石町に、支店が開店していました。この店は、確実に大きくなると感じていましたが、思ったとおりになって、とても嬉しかったです。従って、この店は、「年明けうどん」はやっていませんでしたが、そのうち、神原社長が気が向いたらやるだろうと、思いました。
そして、完全な自給自足(自営の坂出市の農場で採れた、手打ちに最適な小麦を使って手打ちし、トッピングの野菜類の天麩羅も全て自家製のものを提供している)「こだわり麺や・高松支店」も、いつもの混雑でしたので、「年明けうどん」というものはやっていませんでした。が、トッピングの、ちくポテ天(竹輪の穴にマッシュポテトをつめて天麩羅にしたもの)と、イリコだしの相性は抜群で、感動しました。

掲載写真は、順に、「ばん家」の、しっぽくうどんと、鶏の竜田揚げ、「さぬき麺市場」の、かけうどん、びっくり鶏天、無料で取り放題の天つゆ、大根おろし、レモン、「こだわり麺や・高松支店」の、玄関を入ったところに飾っていた、新春の生け花、です。
2012年01月06日
2012年年初の年明けうどん(その1)

しばらく、餡餅雑煮とお酒三昧でご無沙汰しましたが、年初の年明けうどんを食べまくっていましたので、それをまとめて、書くことにしました。
高松市民は、大体、年越ししっぽくうどんを食べて、正月の三ヶ日は餡餅入り雑煮をいただきますが、おせち料理は飽きますので、元旦に食べてしまうことが多いです。
昨今では、洋風のおせち料理、中華風のおせち料理が流行っていますし、母が健在の頃には、そういうおせち料理を取り寄せていただいていましたけど、私の趣味は料理なので、54歳になった今日では、お正月くらいは、和食でいきたいな、と思っていますので、おせちは大体、自分で作っていただきます。
毎年のことですけど、黒豆、たつくり、数の子、野菜のお煮しめ、子もち鮎の甘露煮、だしまき卵、鶏肉の和風下味のから揚げ、大根とにんじんのなます、あたりは、決まっていますね。
基本は、私の大好きな、愛媛県の梅錦大吟醸の日本酒に合う物です。餡餅雑煮は、アルコールの解消にとてもいい食べ物なので、高松のおせちや餡餅雑煮は、極めて合理的な、お正月料理です。
しかし、1月2日になると、うどんを食べたくなるのです。もちろん、製麺所は松がとれるまでは営業していませんが、その他の、高松市内の讃岐うどん店の、セルフ、一般店の大半は、元旦はお休みでしたが、1月2日から、平常営業でした。

これは、極めて重要なことなのです。というのも、高松人の大半は、讃岐うどん店に食べに行くだけでなく、茹でたばかりの生うどんを買って帰り、それを自宅で食べることが多いからなので、毎日、讃岐うどん店に買い物に行く人が多いからなのです。
掲載写真は、順に、「うどん市場・兵庫町本店」の、『年明けうどん』(大型の有頭車海老の天麩羅、鳴門ワカメ、三つ葉、寿のかまぼこ、を載せたかけうどん)<これは、エビで赤を表現していました。>〔350円〕、と、酢の物〔90円〕、「たも屋・南新町女道場店」の、かけうどん〔220円〕(梅干、鳴門ワカメ、大根おろし、レモンは無料でとり放題、なので、梅干をたくさん載せれば、自然に、紅白の年明けうどんになるのです。私は3コとりましたけど、隣の大学生は10コとっていました。体にいいものですからOKなのです。)、と、コロッケ〔うどんが値上げになったので、60円に値下げしました。〕、野菜とエビののかき揚げ〔90円〕、高松市丸亀町「明石家」の新春特別価格の夕食としていただいた、しっぽくうどん(390円)、鶏肉たっぷりの寄せ鍋(1500円)、〔しめて1890円〕<いずれも、新春特別値引き価格です。紅白ではなく、値段で、年明けうどんを安くするお店も多いですね。>、です。

ことに、高松市丸亀町「明石家」の新春特別価格の夕食は、お腹いっぱいになりましたので、アフター缶コーヒー(全て50円)をいただきながら、ウトウトしてしまいました。
まだまだあるのて、続きます。