2012年08月10日
うどん県、それだけじゃない、ニンニクも有名(笑)

香川県は、青森県に次いで、日本第二位のニンニクの名産地、ということは、讃岐うどんに比べたら、あまり知られていないのですが、香川県の琴平町、善通寺市といった中讃地域や、瀬戸内海の島々では、ニンニクの生産が盛んです。
今の夏バテの時期、それを防止するために、香川県では、ニンニクをいろいろなスタイルでいただく習慣がありますので、それをご案内します。
まず、香川県のニンニクは、青森県の寒冷地のニンニクとは品種が違っていて、暖かい地域のニンニクになります。
一番一般的なものは、「ニンニクのしょうゆ漬け」で、これは、温かいご飯に載せていただくと素晴らしいですね。
また、「ニンニクのしょうゆ漬け」を使って、今が旬のナスと共に「ナスとニンニクの金平」にしていただくことが多いです。鷹の爪を入れてピリ辛に仕上がるお惣菜で、これも美味しいです。
さらに、ニンニクを約1~2か月のあいだ、熟成&発酵させた「黒ニンニク」は、とても甘く臭いもなく食べやすいので、おやつとしていただくことが多いです。

最近は、インターネットで、この「黒ニンニク」が、『サヌキのバカヂカラ』などという、随分、野蛮な(笑)名前で販売されていて、かなりな販売実績を上げているようなので、ご興味のある方は取り寄せて召し上がられたらいいと思います。
ニンニクと言うと、臭いが気になる人が多いと思うのですが、この、発酵ニンニクは、全く臭いがなく、甘いフルーツ感覚でいただけるので美味しいです。
ニンニクは、ステーキ、餃子、を引き立てるもの、というイメージが強く、また、高知県のカツオのたたきに生のスライスをはさんでいただくことが有名ですが、今年のような猛暑になったら、そのような臭いのきついものは食べにくいのですが、以上のように、生産量の多い香川県には、醤油に漬けたり、発酵させたりして、あっさりといただく文化が昔からあります。
掲載写真は、順に、香川県の郷土料理の一つの、「ナスとニンニクの金平」、ニンニクを発酵させた「黒ニンニク」の『サヌキのバカヂカラ』、です。
私は、暑い夏には、毎日、『サヌキのバカヂカラ』を一片、いただくようにしています。栗のように甘く美味しいので、素晴らしいと思っています。

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