2012年05月13日
JR高松駅の現状

昨日は、朝から自宅でいろいろな音楽作品のアレンジをしていましたので、夕方までは家で自分の作った料理を食べていました。
が、夕食は、のんびりと外でいただきたかったので、タクシーで久しぶりにJR高松駅へ行きました。
ひとつには、讃岐高松うどん駅に呼称が変わったあと、どうなっているのか見たかったからです。
まあ、不景気のせいで相変わらず閑散としていましたが、JR高松駅のマリンライナーなどの改札口を出た正面に、デカデカと、「讃岐高松うどん駅」という駅名の書かれた看板があり、呆れました(笑)。
このあたりもうどん店はいろいろあるのです。
もちろん、本格的なうどんならば、浜街道を屋島の方にむいて少し行ったところの「たも屋・本店」「大吉」「しんせい」か、中央通りを少し南へ行ったところにある、兵庫町商店街の入り口を三越方面に入ったところの「うどん市場」「さぬき麺業」「こんぴらや」まで行った方がいいのですが、駅のそばには、JR四国直営の「めりけん屋・高松駅前店」と、駅の構内と外側の両方から入れるようになっている「連絡船うどん」、の2つがあります。
が、「めりけん屋」については、私は、JR四国本社別館1Fのお店が一番美味しいと感じていますので、JR高松駅でうどんを食べるのなら、一般店なので少し高いですけど、宇高連絡船の後ろ甲板で販売されていた讃岐うどんを復活させた「連絡船うどん」をおすすめします。
もちろん、昨夜は、「連絡船うどん」で、私の一番好きな『みぞれうどん』〔かけうどんに、蒲鉾、ワカメ、と、たっぷりの大根おろしの載ったもの・370円〕をいただきました。
連絡船就航時には、うどんの麺は、高松市錦町の「中浦製麺所」から取り寄せていたのですが、「連絡船うどん」では、今は、「めりけんや」のうどんの麺を取り寄せて使っているそうです。
が、「連絡船うどん」の魅力は、麺ではなく、ダシで、就航時と同じダシを使っているので、全くダシは、宇高連絡船の上と同じなのです。
すなわち、サバ、ムロアジの削り節とコンブから取った、香り高いだしで、塩分は控えめになっています。
なぜなら、瀬戸大橋が出来る前の連絡船の上のうどん店は、かけうどん、天麩羅うどん、きつねうどん、の3つのメニューだけだったのですが、後ろ甲板のデッキのベンチに腰かけていただきましたので、瀬戸内海の塩風が吹いていたので、塩味は控えめにしたものと思われます。
私などは、それに加えて、うどんを食べていると、カモメが追いかけてきた風景や鳴き声がしたことを、懐かしく思い出してしまいます。
もともと、「連絡船うどん」は、瀬戸大橋が出来る前に、宇高連絡船で本州に渡った四国人の団塊の世代の皆様からの、「懐かしさに浸りたい」とのリクエストで出来た、極めて、利己主義的な(笑)讃岐うどん店、なのです。
当然、マリンライナーなどが動いている時間は空いていますので、営業時間は、7:15~21:00、年中無休なのです。

私は、ここでうどんをいただいた後、南新町の「大日本社員食堂」のお刺身、野菜の煮物と、ご飯をいただいて、焼酎をいただいたのですが、飲み足りなかったので、行きつけのスナックで、チューブなどを歌って騒いで帰りました。
掲載写真は、順に、「連絡船うどん」の、『みぞれうどん』、JR高松駅の、『讃岐高松うどん駅』という駅名の書かれた看板、です。